寝室から子供の咳が聞こえる度に「お、おきちゃったかな?」とビクビクしながら作業をしています。
 
「昭和レトロポップ雑貨と一緒に黄色い服で写っている素材はないか?」と問い合わせをいただいたので
東京の千駄木で店をやっていた時の写真を漁っていました。
(今の地域おこし協力隊の事務所の写真は、光量などの関係で暗く写ってるものが多いので。)
 
あぁ、懐かしい。
そして今でも大好きだ、この店も町も。
今はパン屋さんになっています。
千駄木で知り合った可愛いパン屋さんが2店舗目として出店されました。
とても盛況だそうで、それも嬉しい。
最初は廃墟同然だったけど、私が改装した屋根や内装がまだ少し残っていて、
それが時々テレビで紹介されるので、米子にいても目にする事ができる。
自分の店が無くなってしまったことはちょっぴり寂しいけど、
自分が関わった何かが残っていること、
そして、その場所を今でも町の人が愛してくれていることがとても嬉しい。
(盛況なのは今のパン屋さんが頑張っているからで、
 私はちっともすごくないけど(^-^;))
 
もともとは長らく閉店していた古い文房具屋さんで中はボロボロでドロドロだった(笑)
でもなんだか、そこを人が集う場所として蘇らせたいという想いに駆られて、
周囲の反対を押し切って借りることを決めた。
後々、大家さんから、文房具屋さんだった亡くなった元店主さんはそこが大好きで、
入院中も「いつかまた店に立ちたい」と願っていたと聞いて、
自分の思いとリンクして涙が出た。
お金かけて改装したにも関わらず、短い期間で閉店してしまったけど、
やり残したこともあるにはあるけど、悔いはない。
あのお店をやって本当によかった。
今でもずっと大好きな場所。
秘密基地nanaco、フォーエバー(笑)
 
 
…と、そんなことを写真を見ながら思い返してしまった。
いかん、いかん。歳だな。
どの写真がいいのか考えてみましたが、
どう使うのかわからないし、いくつか選択肢があった方がいいかと思い、
直立不動からふざけた写真までザクッとzipにしてまとめて送ることにしました。
…でも、こういうパターンって、
大抵は一番使われたくない写真が使われるのよねぇ…(^-^;)
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